ただいま2歳半を過ぎた娘がいます。今年入ってから、ふと自分の中に、娘と接する上での知識やノウハウを知らずに接していることに不安を覚え(もちろん自分なりの考えや思いを持って接してましたが)情報として、こんな本を何ヶ月か前に読んでいました。
0-3歳 能力を育てる好奇心を引き出す
汐見稔幸著
本書を読んで半年くらい経ちますが、瞬間瞬間にすごく役立ってます。
本やマニュアルに書いてあることに従うだけでは魂もこもってなく無意味だと考えます。しかし専門の方の知識や経験則を情報として自分のバックヤードに持っておくことは大事ですね。
0歳から1歳まで、自分の興味の範囲がどんどん広がって、それに伴って行動範囲もどんどん広げていきます。
親としては、そんな子に寄り添って一緒に同じ感情を共有するようにしてきました。
そこで、2歳になったときに自分も多少なりとも娘とのふれあい方について、自分の思う育て方が第一だけど、プロの知見も知っておこうと表題の本を購入して読んでみた。
とても参考になる本であったので、これからお父さんになる人にはお勧めですよ!
(母親に対してのアドバイス的なところが多々だが、そういう母親が不安に思うところや、育児の難しい点などが逆に分かって父親の立場の方もこういうのがいいと思う)
ということで、是非とも購入して熟読して欲しいものだが、私個人が「うんうん」と合点がいったり、すごく勉強になったなという3つをご紹介します。
■赤ちゃんにわがままはない、あるのは「意思」
わがままと自己主張の違いは難しいが、
なんでそんなことやったの?などとなるべく言わないようにしたい。
色々なものを投げるのも投げて音がすることや、周りが反応することが面白いのだと理解する。
そして、投げていいものと悪いものを伝えて、どうしてダメかも感情的にその場で怒るんでなく、伝える。
■知識を覚えさせても意味がない、経験こそが大事
早期能力開発や早期教育は、知識を覚えさせることならばむしろしないほうがいい。
大事なのは経験を伴っていること。歌を覚えさせること よりも 「歌う」という行為が楽しい(親と一緒に歌って皆が笑う経験など)を大事にすべきだ。
■なんでも「やってみよう」と思える
ありがちなのが、良かれとして赤ちゃんの道を決めてしまうこと。「それやっちゃうと服が汚れちゃうから」など大人目線で夢中になってることえお止めたり、強制的に何かをやらせたりするのはよくない。
自分で興味を持って自分の意思で「やっている」」ことが大事。
(この辺は私の個人的な見解も多少入ってるかも笑)
ということで、色々書いてきましたが、娘が2歳半を過ぎた今思うのは、今「本当に成長が早い!」ということ。
2歳になりたてのときは、まだ言葉も喃語ばかりだったのが、半年後には「はっぱちゃんのお歌を歌うよ。~次はお馬さんであそぶよ。ぶーぶーでお出かけ?公園いこう!」とたった6ヶ月でこの成長っぷり。
早期教育をしなければ!とは思わないけど、子が好きなこと・興味があることを一緒に見つけて、是非それをたくさん出来るような環境だったり習慣を用意してあげたいなぁと思うのでした。
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