おはようございます。
最近は仕事ばかりに読書をかまけてしまってたユッケです。
読書は自分の興味あるものをというのが持論の僕としては、興味と仕事が重なってきたことは大いに喜ぶべきものです。
ただ書店の棚の前でふと気になったフレーズや写真で本を購入してみることも大事です。それがすごく素晴らしい出会いだった時もありました。
今回、気になったのも書籍の写真です。大好きなタヒチを思わす青く透き通った海が素敵な本でした。
今回の書籍は「ただのサラリーマンから財布を18個まで増やしたお金のルールチェンジ」著者:北川賢一 朝日新聞出版です。
今回の書籍内容は、自己啓発ジャンルの中でも「副業及び投資」を進める系のものでした。
以前に「自己啓発本は、自分に軸をもってから読まないと飲み込まれる。」という感想を書きました。
(以下がその時の記事です。その時紹介した本自体はとても感銘を受ける良い内容でした。)
さて、今回の本はどうでしょうか?
本書の内容
財布(収入源)は一つでなくても良い
上記の言葉が著者がもっとも伝えたいことでした。賢い人は「収入の分散化」「複数の収入源」「パラレルキャリア」など財布の数を増やすことをやっているとのこと。
確かに副業元年なんて言葉も流行り、政府や会社自体も副業を推奨しだしたり、個人の稼ぐ力が重要になってきています。
著者も「副業」というスモールスタートに挑戦して、財布を増やすことがお金のルールチェンジの第一歩とのことでした。
自分が感銘を受けたところ
「人に雇われて仕事をしているだけでは収入は伸びにくい。それを続けるだけではお金持ちにはなれない。そんなことを継続していないか?」という言葉にはハッとさせられます。
また、成長しそうなマーケットで努力することを考えるべきだと説いてます。つまり「何をやるか」が重要で、たとえどんなに努力をしてもやっていること何か(例えばそのマーケットが成長が見込めないなど)によって結果に繋がらない。逆に「何をやるか」をしっかり考えて、同じくらいの努力をした場合、前者と比べて大きな差がでるとのことです。
これには現在の仕事でも思うことがあり、すごく腹落ちした内容でした。
また「お金のルールチェンジ」ということをよくおっしゃっています。
お金のルールチェンジについて箇条書きなどでまとまってはいませんでしたが、自分的にとらえたキーワードを以下に記載してみます。
お金のルールチェンジのルール
年収を増やしたいなら希少性を高めよ!「価値は、希少性にあり」
他と取り替えができない存在になること大事です。取り替えがきく仕事は総じて年収が低いとのこと。確かにAIなどが業務の中でも活用され始めて、作業と呼ばれるような仕事はAIロボットに置き換えることが始まっています。
いくつもの肩書きを持ち、多種多様な収入源を確保する。
肩書きの重要性は、以前に参加してビジネススクールでも同じことを言ってました。そこでは、ただ単にじぶんのことを相手に伝えられる肩書きを持つことを教えてもらってましたが、本書ではさらに、その肩書きが複数あることと、それぞれが収入源を表すものであることがとかれてます。
無理だと思うことは今すぐスタートできる。
「できない」ではなく、どれくらいの規模で始めるかという話。
小さなリスクは何度でもとれ!大切なのは「トライ&エラー」
スモールスタート(副業)→小さな失敗から多くを学ぶ→成功するまで繰り返すことが大事です。
そう考えると、できることはたくさんあって、財布を増やす方法は周りに色々転がってます。
そして早く始めて、継続すればするほど、その分野のスキルが高まり、ノウハウが蓄積されるというプラススパイラルになります。
成功している人に共通して言えるのは「行動している」ということ。
たとえ小さなリスクでも取ろうとしない人には成功も成長もないのです。
テリトリーの外にはいいことがある。
これは先日のビジネス書「リーダーの教科書」でもありましたが、外部の人にどんどん会いにいくのがリーダーの仕事だ、というものでした。
本書のここキーワードも根っこは一緒なのかもしれませんが、ここではとにかく成功している人にあおう!会う機会は探せば多くある。という内容でした。
これをみて、じぶんもじぶんが興味のあるマーケティング論をまとめた方のセミナーに参加してみようと思ったりして、良い影響を受けました。
今日よりも明日が良くなることをしよう
ここでスティーブ・ジョブズの言葉が紹介されてました。とても良い言葉だと思いましたので簡単に要約すると「今日が人生最後の日だとしても、今からやろうとしていることをするか?」というじぶんへの問いかけです。
最近、じぶんも大事にしている時間として「アファメーション」というものがあります。そこでは理想の自分をもう一度、具体的に想像して、そうなるために今日1日をどう過ごすか?何をするか?を考える時間です。
「自分という結果を作るのは今の行動という原因」と著者がおっしゃってましたが、まさにアファメーションのことと感じました。
給料以外に月5−10万の収入を得るには
まずはある程度の金額を稼ぐ方法の具体的な紹介がありました。自分も考えていたものとかぶってましたが以下に記載します。
- メルカリなどのCtoCをする
- クラウドワークスなど文章や絵を仕事にする
- アルバイト
- シェアリングエコノミー
これら5-10万の収入を得る時のポイントは「将来のための軍資金」「実績やスキルを磨くために働く」とのことでした。
1000万円をストックする貯蓄 投資術
そして、高額と自分は思える金額になりますが、これを実現するためじは効果的な貯蓄や投資をじっこ
- 大事なのは「お金を守る」
- 直感を頼りにすると貧乏になる。
- お金について学び始めるのに、遅すぎるということはない。
- お金は道具。価値の増えるものと交換していく。
- あらゆる支払いを投資にする(投資以外しない)
- 支払いをする前に自分に投資する。(お金を貯めるためのシステムを持つ)
- 浪費しているお金を投資に回したらどうなるか
そのほか、具体的な情報やノウハウ/経験として「金利が年8%の海外銀行」の話や「72の法則」で資産は雪だるま式に増えていく複利の話などがありました。
1億を超える資産形成の実現
ここまで話してきた中で「収入源の複数化が当たり前」になってきたこと。そしてその複数の収入源のうちどれだけ不労所得の割合を増やせるかが重要だと著者は言っていたように思います。
不労所得ではない自分自身の時間を割いて稼ぐのは最小化して、ほったらかしでも価値が増える不労所得を、人脈を生かして情報収集し、頭を使って仕組み化させていく。
じぶんもこのことを念頭に置いとことう。
まとめると
やはり自己啓発内容が半分以上を占める内容となっておりました。
そのあと、実際に軍資金(5−10万)を稼ぐ方法としてメルカリやクラウドワークス、はたまたアルバイトなどの話が続き、
1000万をストックする貯蓄や投資の話のところで、著者がやってきたことが具体的に記述されていました。
稼ぎを増やしたい!でもそのために何をするべきか?わからないと言った状況にある方に、何をどう考えれば良いのか?どんな手段があるのか?を簡単にまとめてくれているので参考になるかと思います。
ただ、キーワードだけだったりするところもあるので、そこはじぶんで実際に調べたり、検討したりしていく必要があります。
自分としては、稼ぎを複数にする活動へのモチベーションに繋がりましたし、スモールスタートから始めること、思い立った時から行動することの重要性を再度認識できました。
ただのサラリーマンから財布を18個まで増やしたお金のルールチェンジ
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